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業者の選び方

あなたに一番適した業者の選び方はどのようなものでしょうか?

住宅に関する情報は巷に氾濫し、何を信用してよいのか迷ってしまいます。
手抜き工事や欠陥工事問題なども、法律ができたからといって改善されるものではありませんし、
建ててしまった後に問題を解決するのは大変なことです。

トラブルを未然に防ぐ方法は、まずお客様が面倒くさがらず、ある程度知識を持つことです。
それでも限界がありますから、施工者との間に入って様々な調査、アドバイス、調停をしてくれる、
第三者(信頼できる建築士など)を立てるのが一番よいでしょう。

日本の住宅取得方法の現状

1.地域の工務店・建設会社による、おもに在来工法のもの


 
(口コミ、地域広告、インターネットなど)

 
地域に根ざした、信頼できる工務店や建設会社に依頼する方法です。

 ただし、設計部門を持ち合わせていない業者も多く、その場合、
 設計プランなどは当然下請けの設計事務所に外注することになります。

 下請けの設計事務所は、工事が始まっても業者寄りで、良い工事監理をしてくれるとはかぎりません。

 確認申請だけとって身の入った工事監理をしない、名義貸し行為にも注意が必要です。

 もちろん、設計監理部門がしっかりしていて、デザインを売
りにしている建設会社もあります。

 できれば、最新の技術や、工法、法律に精通した第三者を間に入れて、
 仕様のチェックや工事監理をしてもらえばトラブルは少なくなるでしょう。


2.ハウスメーカーによる、様々な工法や輸入材による商品を買うもの
 (主に展示場とカタログ、テレビ新聞広告など)

 
テレビ、新聞広告や展示場で有名な、ハウスメーカーに依頼する方法です。

 莫大な資金力と、
イメージ戦略を武器にブランド化し、多くの顧客を得ています。

 住宅専門メーカーですから、耐久性、耐震性、省エネなどをよく研究していますし、
 規格仕様、資材の大量購入により、すべて標準仕様を選べばそれなりに安く建てられます。

 しかし、ちょっとでも標準仕様以外のものを選べば
割高のオプション料金をとられたり、
 最終的には、思ったより高くなってしまうことがあります。

 私は、時にはお客様の依頼により、第三者的立場でハウスメーカーに乗り込んで交渉することがあります。

 『この外壁材を使いたいのですが』というと、「それは、このシリーズの規格外で使えません。」とか、
 『この部屋の天井を高くし、梁を出したい』というと、「そうしますと、100万円アップになります。」とかで、何かと
縛りが多く
 パンフレットには、「○○シリーズ坪38万円から」とうたってあっても、あっという間に「坪60万円」くらいになってしまうこともあるのです。

 見積の中の経費には、テレビや新聞の
莫大な広告料や、展示場のモデルハウスの建設費や維持費などが入っていて、
 当然あなたはそれを負担することになるのです。

 現実離れした広大な敷地に建つ、御殿のようなモデルハウスと、実際にできてきた我が家が、
 ずいぶんと違うなと思う方もいらっしゃるでしょう。

 このところ、有名人を広告に起用した格安ハウスメーカーの台頭が目立ちます。
 予算が厳しく、ある程度ありきたりのパターンでも良ければ、そういう選択肢もあります。

 何れにしても第三者を立てて、仕様書どおりに施工しているかなどを判断してもらったほうがより安心でしょう。

 「有名ハウスメーカーがいいんです。」という方には、私は反対はしません。


3.建売業者による、既に建てられた住宅と土地を買うもの
 
(地域の折り込み広告など)

 
土地付一戸建て住宅を安く買うなら、地域の建売業者によりすでに建てられた住宅を買うという選択肢があります。

 
たいていは、3LDKとか4LDKとかで、万民受けするように作られています。
 しかし、
どのような工事をしたか、どういう構造材料を使ったか分からないで、完成した物件を買うわけですから、
 当然リスクを伴ないます。

 ある知人から、「工事中の建売住宅を契約したのだけれど、心配なので時々現場を診てくれ。」と頼まれました。

 この業者は、有名な一部上場の会社でしたが、台風が近づいていて横殴りの雨が降る中、大切な基礎工事で、
 コンクリートの打ち込みをやめようとしませんでした。

 いざとなると、お客さんのために良い建物を建てようとするより、コスト優先なのです。

 現場の下請け業者が聞く耳を持たなかったので、売主の不動産屋に文句を言ったところ、
 「ここは一流の○○住宅ですよ。問題ありません。」と取り合ってくれませんでした。

 私なら、工事中に第三者に診てもらっていない場合、どのような工事をしているか分からない建物は買う気がしません。


4.設計事務所に設計を依頼し、建設会社の施工を工事監理するもの
 
(口コミ、雑誌、インターネットなど)

 
設計事務所に頼むと設計費分高くなるとお考えの方がおられると思いますが、この4つの手段の中で、
 コスト監理と工事監理をしっかり行い、万一トラブルが発生した時に、建て主の側に立ってくれるのは、
 
第三者の立場での設計事務所だけです。

 工事費のコストダウンに精力を注ぎ、手抜き工事に目を光らせ、
 何より、建て主の思いを個性豊かな形に実現してくれることを考慮すれば、設計・監理料は、決して高いものではありません。

 ただし、それぞれの事務所で得意不得意としているところがありますので、そこを見分ける必要があります。

 また、設計事務所だからといって、必ずしもお客様の側に立ち、工事監理をしっかりやってくれるとは限りません。

 主に公共事業ばかり手がけていたり、ビルや商業建築を得意として、ほとんど木造住宅をやらない事務所もあります。

 医者に内科や外科があるように、
設計事務所にもある程度専門分野があります

 ものの考え方や感性など、あなたにぴったりの設計者を探し出さなくてはなりません。